橋本愛（はしもとあい）

１９９６年１月１２日生まれ、熊本県出身。２００８年、母親が応募した芸能事務所のオーディションでグランプリを受賞し、芸能界へ。同年には『第３３回 ホリプロタレントスカウトキャラバン』にも参加しており、ファイナリストに選ばれている。翌年、女性ファッション誌『Ｓｅｖｅｎｔｅｅｎ』にて、ミス・セブンティーンのグランプリに選出。専属モデルとなる。同年には映画『Ｇｉｖｅ　ａｎｄ　Ｇｏ』で早くも初主演を経験するなど、ブレイクへの階段を二段飛ばしで駆け上がっていく。２０１０年以降も精力的に女優道をまい進し、映画『告白』、『貞子３Ｄ』（貞子役）、『Ａｎｏｔｈｅｒ アナザー』、テレビドラマ『新 あなたの知らない世界』（日テレ）、『宮部みゆき 4週連続 “極上”ミステリー』（ＴＢＳ）などに出演。その存在感と演技力が広く知られるようになったきっかけは、２０１２年８月公開の映画『桐島、部活やめるってよ』における好演で、『第３６回日本アカデミー賞』新人俳優賞や『第８６回キネマ旬報ベスト・テン』新人女優賞、『第３４回ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞など、多くの新人賞を総なめにする転機となった。２０１３年には、社会現象にもなったＮＨＫ連続テレビ小説『あまちゃん』に出演。ヒロインの親友役を演じてさらに注目を集める。２０１４年５月、『Ｓｅｖｅｎｔｅｅｎ』の専属モデルを卒業。以降も映画やドラマに多数出演し、２０１８年の『西郷どん』、２０１９年の『いだてん～東京オリムピック噺～』と２年連続で大河ドラマに重要な役柄で出演するなど、若手実力派女優としての存在を確立している。クールな美貌とモデルらしいスレンダー美脚の持ち主で、グラビア活動こそしていないが、２０１２年７月に１ｓｔ写真集『あいの降るほし』を発売している。